2018年10月4日(木)に和歌山県の田辺市でHP改善まつりというセミナーイベントがあり参加してきました。
こちらのイベントです。
https://www.facebook.com/events/318029122296486/
このおまつりは私の今の現状にばっちりでした。
刺激的で面白い内容だったので簡単にですが内容をシェアしておきたいと思います。
ホームページ改善まつりのセミナー内容
ゲストに
「Google」の検索エヴァンジェリストの金谷武明氏(@jumpingknee)
ウェブメディアと紙媒体を中心に企画・編集・取材・原稿執筆・運営などを手掛ける「有限会社ノオト」の宮脇淳氏(@miyawaki)
WordPressを活用したWEB制作に造形の深い高橋文樹氏(@takahashifumiki)を県外からお迎えして、トークセッションを行います。
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▲▲各アカウントはTwitterのものです。
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の3名が来られました。あとプラス1名でWordPressの開発者の方がいらっしゃいました。
・Google(グーグル)
https://www.google.com/webmasters/
・有限会社ノオト
https://www.note.fm/
・高橋文樹 .com
https://takahashifumiki.com/
対象者として
和歌山で事業を営む皆さまや、ホームページ・ネットショップ担当者さま、WEBディレクターなど専門職の皆さまには、これ以上ない機会となると思います。ご参加をお待ちしております!もちろん、そのほかどんな方のご参加も問題ございません。
とありましたので、私和歌山のホームページ制作フリーランスとしてお邪魔してきました。
■ セミナーする人と内容
・Google中の人 金谷氏によるセミナー「Google検索最新情報2018」
・高橋氏によるセミナー「ニッチメディアの生存戦略」
・宮脇氏によるセミナー「メディアって何かというお話」
3人とも有名人ですごい人たちです。
簡単にそれぞれの方の紹介ですが、
金谷さんはGoogle歴12年、当たり前ですが検索について
めちゃくちゃマニアックな質問にも回答できます。
高橋さんは小説家でちょっと変わった人ですが
年間1億PVなどを超えるかなり大きなメディア運営をされてきた
経験などがあります。
宮脇さんは大手(トヨタとかドコモとかリクルートとか
アディタスとか)のオウンドメディアを運営されてきました。
こちらの3名で4時間ほどのセミナーなのですべて書くとなると内容は膨大になりますので、今「どんなホームページを作ればよいのかな?」とお悩みの方向けに簡単にまとめてみました。
①Googleの金谷さんの良いコンテンツとはのお話
話はいろいろとありましたが、このブログを読んでくれている人に役立つ情報を考えると
やはり、「よいホームページのコンテンツって何だろう?」という話がよいのではと思いましたので、それを検索エンジンという性質からお話します。
■ Googleはユーザーにとってよいサイトを上位表示させたい
というのがGoogleの使命であり社是であると思います。
それでは、良いサイト(ページ)ってなんなの?
というのが私も実は本当によくわかってたかな?
というところがあります。
それが今回、なんとなくすっきり見えてきた感じがしますのでそれを簡単にシェアしたいと思います。
こちらによい資料として
Googleの金谷さんによるウェブマスターオフィスアワーというYouTubeでの質疑応答コーナーがありますので、そこの34分あたりからの質問をぜひご覧ください。
「ワイン」で上位表示の話ですが非常にわかりやすいと思います。
質問内容は画像になりますがこちら
要約すると、ワインについてどれだけ熱く長文で語っても大企業などのドメインパワーで上位表示しているものには勝てませんよね!?
というお話です。
弱者は強者に勝てないのか???
という話だと思いますが、よく考えるとそうではないということがわかります。
時間のある方は質問をよく読んでなぜ上位表示できないのか?をちょっと考えてみてください。
■ワインと調べる意図は何か?の部分が大事
ユーザーが「ワイン」という単体ワードについて調べる時いろいろな思惑があると思います。
- ワインについて調べたい、知りたい
- 美味しいワインを買いたい
- ワインを仕入れたい
などなどいろいろな立場、状況から検索します。
このいろいろな立場、状況から検索した時にあなたが熱くワインを語っているのは、ほんとうに「ワイン」と
調べている人に響くのだろうか?
もちろん万人には響きませんよね。
ただほんの少しの人には響くかもしれません。
「大半が、いやいやそんなうんちくよりも、こっちは1000円くらいでアマゾンですぐ美味しいくて手軽なワインを買いたいんです。」
と思っている人が多いということなので、Amazonが上位表示されているということです。
つまり答えとしては
⇒ 実際ユーザーの検索意図とは異なるので上位表示していないだけ。
となります。
なので、「死ぬ思いで情熱をかけて1万文字も書いたのに!」
というのと、ワインで上位表示するのはちょっと違うということですね。
ただし、こういった記事は
「ワイン 製造方法」
「こだわりのワイン」
「ワインの作り方」
など、また別の検索ワードでは検索意図が一致すれば上位表示するかもしれませんね。
すべてはユーザーの検索意図と一致した内容ということが大事だということです。
②ノオト宮脇氏のセミナーにて
この話のつながりで、宮脇市による「大阪 デート」で上位表示したいのに失敗した例がおもしろかったので紹介させていただこうと思います。
宮脇市は某グルメサイトのメディアで「大阪 デート」で上位表示するコンテンツを書いてください。
という依頼を受けたそうです。
そして練りに練って出した記事タイトルはこちら
タイトル:
【大阪デートスポット】幽遊白書の戸愚呂弟と行きたい!おすすめデート
※実際にタイトルで検索すると該当記事が出てきます。
おお、面白そう!
とは思いますが、なんで戸愚呂なんだ・・・
とは思います。
で、結果はというとこれはすごいバズって結構はてなブックマークもついたのですが「大阪 デート」では上位表示はされず、失敗に終わりました。
しかし「戸愚呂」で3位くらいまで行ったそうです(笑)
で、これはなぜ上位表示しなかったのかという話。
これは検索関連キーワードの話になりますが、
大阪でデートする人は普通、USJとか梅田とか通天閣とかそういう大阪関連のキーワードや、カフェとか観覧車とか映画とかのデート関係のキーワードがが来ると思われます。
で、当たり前ですがそこで戸愚呂と入れる人はまずいませんね。
ここでわかると思うのですがさっきの金谷さんのお話のように、ユーザーの検索意図とずれるわけです。
「大阪 デート」で調べる人は何を知りたい???
ということをよく考えて記事を作らないといけないってことですね。
デートの話をしているのに漫画ばかりの話をしても検索ユーザーは戸惑うばかりということです。
ですので、大事なことは1記事でできれば多くを語らないである程度狙うキーワードを決めて1記事で1キーワードくらいを狙う感覚で記事を作るとよいかと思います。
(ただしロングテールキーワードの場合は1記事ですべて狙える場合があります。)
③高橋文樹さんによるニッチメディアの生存戦略
・高橋文樹 .com
https://takahashifumiki.com/
高橋さんはかなり風変わりなセンスの方だな~と思いました。さすが小説家です。ですがWordPressにも詳しくサイトを見せてもらったらマニアックすぎて驚くばかりです。
ニッチメディア戦略という小さなメディアはどう生き残ればいいのか?というお話でしたが、柳HP製作所のブログとしては
「どんなHPがよいのか?」の部分を高橋さんがお話されていたのでそれをお伝えしたほうがよいかなと思いましたので、そのことをお話したいと思います。
このセミナーの最後に質疑応答がありました。
そこである造園業の方のHPについての相談がありました。
ざっくりですがどのようなHPを作ればいいのか?のようなお話です。
そこで高橋さんの回答としては、
まずはどんなコンセプトで運営していきたいかでHPの作り方は変わってきますと。
・月額●万円でメンテナンスします
・300万でこれだけのお庭に変身させます。
など新規顧客を開拓したいのか、それとも月額課金制でやっていきたいのかなどで全く魅せ方、作り方は異なって来ますと。
あと料金なども明確に書いておく必要がありそこをまずはやってみたらいいのではないかと。
さらにGoogleの金谷氏からは、ホームページの前に魅力的なサービスがあるか?特徴はあるか?などまず事業としてしっかりとアピール出来るところがあるかがそもそも大事だとおっしゃってました。
確かに本質はそこで元の素材が駄目ならいくらホームページやチラシを作っても駄目だなと思いました。
ホームページを作る時は始めの「コンテンツの企画会議」がとても大事だと宮脇さんはおっしゃっておられます。
社内ではコンテンツをどう見せるか?の部分を徹底的に話し合い記事を作成するそうです。つまり企画が駄目だったらその後いくらあがいても失敗ということですね。
ホームページを作る前にはしっかりと何をどうしたいのか?を明確にしてから作る必要があるということです。
3名のお話を聞いての感想
今回のセミナーは私にとっては非常に新しい内容で驚く内容もありエキサイティングでした。がそれと共にWEBコンテンツを作る上で一番大事な根っこの部分も再確認出来たと思っております。
ただ、普通に個人でホームページを作られている方には内容の半分くらいが難しい内容だったのではないかと思っています。
長年WEBのことをやっていないとおそらくわからないであろうことも結構お話されていましたし、使用される単語がやや難しい部分もありました。私も初めて聞く単語がいくつかありました。
昔は紙媒体やテレビ、ラジオだけだった伝え方は今はWEBという大きなものに流れていっています。
WEBの世界はいろいろな表現方法があり、実際に個人で使いこなすには多くの知識が必要で難しいと思います。
そういったことを皆様に簡単にお伝えするのが私の仕事だと思っています。
またこういった機会があれば参加したいと思いますので、
TETAUの丸山さん
株式会社Cropの万谷さん
またどうぞよろしくお願い致します。
よりGoogle検索のことを知りたい場合
もっと検索エンジンについて詳しく知りたい人はこのYou Tubeチャンネルを登録しておくとよいです。
マニアックすぎる内容もあり、私もわからない部分がありますが、検索エンジンがどういうサイトを選んでいるのかがよくわかります。
もう一度お伝えしますが、
良いコンテンツ=そのキーワードで検索したユーザーにとって一番読みたい内容
ということです。
決してあなたがただ単に良いと思うコンテンツではないということですね。
こんなサイト作ってみたんだけど、ほんとに検索ユーザーの求めているものなの?と思われる方はぜひ私の方までご相談ください。
1ページ無料診断をさせて頂きたいと思います。
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